こんにちは。
元小学校教師のkoroです。
小学校入学前に、ひらがな学習を始めたいけど、
どんな鉛筆を使えばいいの?
ひらがな学習を始めたいけど、どんな鉛筆を使えばいいのか悩みますよね。
小学校教師として10年以上の経験をもつ私が、ヒントをお伝えします!
参考になれば幸いです。
結論:持ちやすい鉛筆を使う(三角軸の鉛筆がおすすめ)
1年生で大切なのは、ズバリ!「丁寧なひらがな」を書くことです。
「丁寧なひらがな」とは、きれいな字とは違います。
お手本そっくりのきれいな字を書くことは難しくても、
とめ・はね・はらいに気を付けた字さえ書ければ大丈夫なんです。
年長さんの小さな手には、三角鉛筆が一番持ちやすく、力も入りやすいです。
力をしっかり入れることができると、とめ・はね・はらいも上手になる!
左の三角軸の鉛筆がおすすめです。
右の丸軸の鉛筆は、持ちにくいです。
- 小学校1年生の国語の授業では、最初に鉛筆の動かし方を学びます。
- 鉛筆を上手く動かして、とめ・はね・はらいを意識することができれば、その後に学ぶ「丁寧なひらがな」の習得もしやすいです。
ただし、三角鉛筆には注意すべきことがあります!それは・・・
家で使っている鉛筆削り器に、太すぎて入らないことです。
このように、家で使っている鉛筆削り器に入らないので、鉛筆を削ることができないのが注意点です。
三角専用の鉛筆削り器が数百円程度で売っているので、一緒に買っておくと便利
三角鉛筆に慣れてきたら、六角形の鉛筆に変えていく
鉛筆の動かし方に慣れてきたら、六角形の鉛筆など、使いやすい鉛筆に変えていって大丈夫です。
1年生では、箱型の筆箱を使うことが多いです。
理由は、以下の3つです。
- ①鉛筆の本数を数えやすい
- ②使いたい鉛筆を瞬時に探すことができる
- ③鉛筆の削り忘れに気付く
注意! 三角鉛筆は太いので、箱型の筆箱に入りません。
その点からも、1年生になったら、三角鉛筆ではなく他の形の鉛筆に変えていくといいかもしれません。
小学校で行われる、入学説明会などで配布される入学準備物一覧に、鉛筆の種類(形や色の濃さなど)が指定されていることも、ときどきあります。心配な方は、ぜひお子さんの通う予定の小学校の入学説明会資料などで確認してみてくださいね。
以上、<安心して小学校に入学するためのヒント2~鉛筆は持ちやすい三角軸の鉛筆から始めよう~>
という話題でした。
次回は、「鉛筆に補助具をつけてもいいの?いつまでつけていいの?」
というお悩みにお答えします。