こんにちは。
元小学校教師のkoroです。
1年生になって宿題が始まったけど、終わるまでに時間がかかるから毎日大変で・・・
4月の下旬の小学校生活にも慣れたころ。
1年生になって初めての宿題が始まります。お子さんの宿題をみているとき、こんな風に感じることってありませんか?
楽しく1年生の生活を過ごすために、1年生の宿題に対する親のかかわり方の悩みについて、小学校教師として10年以上の経験をもつ私が解決策をお伝えします!
結論:①丁寧な字かどうかの確認②問題の意図が分からないときに教える③たくさんほめる
1年生の宿題に対する親のかかわり方は
- ① 丁寧な字で書くことができているかをチェックする
- ② 宿題の問題の意図が分からなくて困っているときは教えてあげる
- ③ がんばっていること、できていることに目を向けて、たくさんほめる
この3つのことを意識しましょう。
毎日、お子さんの横で長い時間つきっきりで宿題をみるのは大変ですよね。宿題をしているお子さんとかかわる時は、この3つのことを意識してみれば、きっと笑顔で過ごすことができるはずです。
① 丁寧な字で書くことができているかをチェックする
1年生の宿題は、4月後半くらいから始まることが多いです。これはなぜかというと、4月の最初は、学校生活に慣れることを優先するからです。学校生活に慣れ、ひらがなの学習もある程度進んできたところで、宿題がスタートします。
宿題の内容は、学校や先生によってさまざまですが、よくあるパターンは
- ① 国語の教科書の音読
- ② プリント1枚(表・・・ひらがな2文字くらい、裏・・・教科書の進度に合わせた算数の問題)
この①+②の両方です。
毎日ひらがなを書く宿題が出る理由は、反復練習をして丁寧なひらがなを習得するためです。(丁寧なひらがなについての詳しい説明は、【年長さんの保護者必見】ひらがな練習のスケジュールは計画的に!の記事に書いてあるので、気になった方はよろしければそちらもご覧ください。)
先生たちが宿題を見るときに意識する3つのポイントとは?
先生たちは、次の3つのポイントを意識して、ひらがなの宿題の添削をします。
- ①とめ・はね・はらいができているか
- ②書き始めは4つの部屋のどこになっているか
- ③書き終わりは4つの部屋のどこになっているか
このような細かいポイントは先生がチェックしてくれるはずなので、お家の方は丁寧な字で書くことができているかどうかを気にして宿題をみてあげてください。
② 宿題の問題の意図が分からなくて困っているときは教えてあげる
宿題がなかなか終わらなくて困ってしまった経験はありませんか?koro家でも、子どもが1年生のころ、宿題がなかなか終わらなくて疲れてしまった経験があります。
実は、長い時間がかかってしまったのは、子どもが宿題の問題の意図を理解できなかったことが原因でした。宿題のプリントには釣りの絵が描かれており、その絵のそばに字を書くマスが2つありました。絵に合う二文字のひらがな「つり」をマス目に書けばよかったのですが、1年生の子どもには理解できなかったようです。
このように、ひらがなをちゃんと覚えているのに宿題がなかなか終わらない場合は、お家の方が問題の意図をお子さんに教えてあげてください。問題の意図を教えてあげれば、宿題にスムーズに取り掛かることができるはずです。
③ がんばっていることをほめる
お家の人にしかできないことがあります。
それは、お子さんのがんばりをその場でほめてあげることです。
ひらがなを授業で学び始めたばかりの子どもたちにとって、ひらがなの宿題をすることは大変なことですよね。お子さんががんばっていることを見つけたら、「すごいね。〇〇をがんばっているね。」とほめてあげてください。お家の人にほめてもらうことが、お子さんのやる気につながります。
以上、<【1年生の宿題は時間がかかる?】宿題に対する親のかかわり方で失敗しない方法>
という話題でした。
* このサイトは、Loose Drawingのイラストを利用しています