こんにちは。
元小学校教師のkoroです。
宿題をする時の姿勢が気になるなぁ。
学校では、どうやって正しい座り方を教えてるのかな?
小学校に入学すると宿題が始まります。
ご家庭で勉強をしている時、お子さんの姿勢について悩むことってありますよね。
正しい姿勢や座り方の悩みについて、小学校教師として10年以上の経験をもつ私が解決策をお伝えします!
結論:正しい座り方を保つのは習慣が大切なので、家庭でもこまめに声掛けをする。
正しい姿勢は座り方からはじめましょう。よい座り方を保てるようにするのは、習慣が大切です。学校で教わるよい姿勢のポイントをお伝えするので、家庭で声掛けをする時の参考になれば幸いです!
先生が入学式から一か月で育てたいこととは?
学校の先生が、1年生の入学式から一か月で育てたいものは4つあります。
- ① よい姿勢
- ② 先生の話を集中してきくことができる
- ③ 休み時間の後、時間通りに着席することができる
- ④ 返事
この4つは学習規律としてとても重要です。
1年生の最初の授業はこれらの学習規律を身に着けることから始まります。
姿勢の合言葉「ぐー・ぺた・ぴん!」
①のよい姿勢を身に着けるためには、よい姿勢のモデルが必要です。どのような姿勢がよいのかを1年生の子どもたちでもイメージできるように、合言葉を決める先生も多くいます。
例えば、「ぐー・ぺた・ぴん!」という合言葉です。
- 「ぐー」・・・背もたれと机の間にはこぶし(ぐー)1つ分あける
- 「ぺた」・・・床に足の裏をペタと着ける
- 「ぴん!」・・・背筋をピンと伸ばす
このような意味があります。先生たちはこの合言葉を何度も使い、子どもたちがよい座り方を身に着けることができるように支援していきます。
では、なぜよい座り方をすることが大切なのでしょうか?
よい座り方を身に着ける理由
よい座り方を身に着けることが大切な理由は、集中力が高まるからです。
子どもたちは、正しい鉛筆の持ち方と、よい座り方を身に着けることで、丁寧な字を素早く書くことができます。
一度身に着いてしまった座り方を、修正するのは大変なことです。よい座り方を習慣化するために、ご家庭でもときどき声掛けをしてみてはいかがでしょうか。
お子さんに声掛けをするときにはぜひ、学校の先生が使う姿勢の合言葉を使ってみてくださいね。
以上、<【正しい姿勢は座り方から】小学生の保護者が知っておきたい、よい座り方を習慣化するための知識>
という話題でした。
* このサイトは、Loose Drawingのイラストを利用しています